PADIより、以下の教材が必須とされています。
• PADIダイブマスター・マニュアル
• PADIインストラクター・マニュアル
• RDP – テーブルおよびeRDPMLと使用説明書
• エンサイクロペディア・オブ・レクリエーション・ダイビング
• ダイブマスター・スレート
• ログブック
ダイブマスター候補生はPADIダイブマスタービデオを見なければならない。
PADIは必要に応じて教材を更新していますので、教材は最新のものでなければならず、古いものではダメです。
また、「ダイブマスター講習を受講するのにインストラクターマニュアルが必要なの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんが、ダイブマスター講習でインストラクターマニュアルは必須になります。
以前、ダイブマスター講習の受講生さんから「地元の知り合いのインストラクターに聞いたら、インストラクターマニュアルはインストラクターが使うものだからダイブマスターには必要ないはずだよと言われたのですが、購入する必要があるのでしょうか?」と質問を受けたことがあります。
その際は、PADIへのダイブマスター申請書に、インストラクターマニュアルに付属しているシール(ホログラムシール)を貼る欄があることを示して説明させていただいたのですが、現役のインストラクターでさえ「ダイブマスター講習にインストラクターマニュアルが必須」であることを知らない(忘れている)人がいるくらいですので、間違いやすいところです。
PADIの一般基準というのがあり、プロになった場合には、このPADIの基準に従わなければならず、それが記載されているのがインストラクターマニュアルです。
インストラクターマニュアルには、「PADIメンバー(PADIのプロダイバー)は◯◯を守らなければならない」「認定アシスタントとは◯◯のことを言う」「◯◯を行うときの最大深度は◯◯m」「◯◯を開催するときの人数比は◯対◯」「◯◯に必要な書類は◯◯」といったことが書かれています。
一方で、ダイブマスターマニュアルには、こうしたPADI基準については書かれていないので、PADIのプロダイバーとして活動するために知っておかなければならないことが書かれているインストラクターマニュアルが必須なのだと思ってください。
そして、何よりも、インストラクターマニュアルを持っていることを証明するために、付属のホログラムシールをダイブマスター申請書に貼って提出しなければなりませんので、「誰かが使っていたインストラクターマニュアル」ではダメで、全員が自分のものを購入する必要があります。
ダイブマスター講習をメニューに載せているショップであっても、必ずしもダイブマスター講習に慣れているとは限りません。
実際、メニューに載っていても、1年間にダイブマスター講習の開催がゼロというダイビングショップが多いので、ダイブマスター講習に慣れているショップであれば当たり前のように知っていることでも、知らない場合がありますから、ご自身でも必須教材を理解しておくことは大切です。
一般的には、PADIのダイブマスタークルーパックという教材セットを使用する(購入する)ことが多いので、ショップに丸投げで購入する場合には大丈夫だと思いますが、最近ではネットショッピングなどでも教材を個々に購入することが出来ますし、RDPやスレートは知人からもらうということもあるかもしれません。
ダイブマスター講習の受講を考えているようでしたら、「ダイブマスター講習に必須の教材」を知っておいてください。
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