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チアース沖縄ダイビング(宜野湾市)のダイビング用語

ダイビング用語集 Diving Glossary



ダイビング用語集 は行

【は】
●ハイパーベンチレーション(はいぱーべんちれーしょん)
スキンダイビング(素潜り)の息ごらえテクニック(息を長くたえるための呼吸法)のひとつ。スキンダイビングの直前に、水面で深く早い呼吸を繰り返すことで、息ごらえの時間(息が苦しいと感じるまでの時間)を延ばすテクニックが、ハイパーベンチレーションです。
スキンダイビングでは息を止めていますが、ハイパーベンチレーションは、「息を止めていられる時間を延ばす」のではなく「苦しいと感じるのを遅くする」テクニックであり、過度のハイパーベンチレーションは、酸素不足に陥りブラックアウトする可能性が高まるので注意が必要です。
メカニズムですが、ハイパーベンチレーションを行うと(深く早い深呼吸を繰り返すと)血液中の二酸化炭素の濃度が低下し、酸素の濃度が上昇します。息をとめたときに脳が苦しいと感じるのは、酸素が足りないときではなく、二酸化炭素が多いときですので、身体の中の二酸化炭素の量を減らすことで、苦しいと思い始めるまでの時間を長くすることが出来るわけですが、実際には脳を騙しているわけです。つまり、苦しいと思い始めるまでの時間を人為的に延ばしているので、逆に言うと、苦しいと思い始めた時には普段苦しいと思った時以上に酸素が不足している状態になっているのです。
水中で活動している間に意識喪失を引き起こすことがなくても、水面付近で突然意識を失ってしまうことがあります。これは、「分圧」が関係していることなのですが、簡単に概略だけ説明すると、水中で苦しいと思って浮上を開始すると、水深が浅くなるに伴って水圧が減少し、酸素分圧も同時に減少するので、水面付近で限界を超えて意識喪失を引き起こしてしまうわけです。この、水深の浅い所で意識喪失を起こしてしまうことを、シャローウォーターブラックアウトといいます。
このため、過度なハイパーベンチレーションは危険を伴いますので、避けてください。

●ハイポサーミア(はいぽさーみあ)
低体温症を参照

●バックアップ空気源(ばっくあっぷくうきげん)
通常は、オクトパスなどの予備のセカンドステージ(黄色などの目立つ色をしていることが多い)のことをいいます。ダイビング中にシリンダー(タンク)の空気が無くなってしまった(エア切れが起こってしまった)際の対処の方法のひとつとして、バディの予備の空気源(オクトパス)からエアを供給してもらいます。「バックアップ空気源」と聞いて、「自分の為の予備シリンダー(タンク)」をイメージする人もいますが、日本において一般的に「バックアップ空気源」と言った場合には、オクトパスなどの予備のセカンドステージを意味します。また、当然のことながら、オクトパスもエアの供給源は同じシリンダー(タンク)ですので、自分のシリンダー(タンク)のエアが無くなった時に、自分のオクトパスを咥えてもエアは供給されません。
もう少し説明を加えると、バックアップ空気源は、メインのレギュレータ(セカンドステージ)が故障したときやシリンダー(タンク)がエア切れしたとき等に使う予備の空気源ですが、予備の空気源には基本的に3つのタイプがあります。このうち、予備のセカンドステージとインフレーターの2つのタイプが日本においては一般的ですが、それ以外に、ポニーボトルがあります。ポニーボトルとは、単独で使える予備の空気源で、シリンダー(タンク)のミニサイズのもので、携行出来るようにしたものです。日本では、ダイビング時にエアー切れした場合には、オクトパスでバディーの空気を貰うオクトパスブリージングが一般的であるため、ポニーボトルを携行しているダイバーはほとんどいません。

●バックロールエントリー(ばっくろーるえんとりー)
エントリー方法のひとつ。小さな船からのエントリーなど、水面までの距離が短い場合に使うことが多い。船の縁(へり)に水に背を向けて腰掛け、背中から水に入る方法。シッティングバックロールエントリー参照。

●バディ(ばでぃ)
ダイビングで行動をともにするパートナー、仲間のこと。基本的にダイビングでは2人1組で行動するバディシステムが大原則となっている。

●バディコンタクト(ばでぃこんたくと)
水中でバディ同士がお互いに相手と意思確認や状況確認を図りあうこと。ダイビング中は、常にバディと自分の位置関係やバディのコンディションなどに気を配り、チェックし合うことが大切です。

●バディチェック(ばでぃちぇっく)
自分のことを自分自身ではなくて、バディにチェックしてもらうこと。主に、エントリーの前に、バディがお互いの器材の装着や機能等を確認し合うプレダイブセーフティチェックで行う。自分自身は「出来ている」と思っていても「勘違い」ということもあり、また、勘違いしている自分自身がチェックをするとチェックが甘くなり見落としをしたりする可能性があるので、バディ同士でチェックをし合う。

●バディブリージング(ばでぃぶりーじんぐ)
エア切れになった時、バディなど、一緒に潜っている人のセカンドステージを交互に咥えながらから呼吸する方法。、1つのセカンドステージを交互に咥えながら呼吸をするので、当然、2人のうちのどちらかがセカンドステージを咥えているときは、もう1人はセカンドステージを咥えておらずエアの供給は無くなる。現在では、オクトパスの装着が常識となっているので、バディブリージングの必要性はかなり減少しており、アマチュア講習では練習することはないが、ダイブマスターなどのプロ講習の際には実施される。ちなみに、PADIダイブマスター講習では、バディブリージングをしながらバディの器材(マスク、BCD、フィンなど)を交換し合うというスキルを学ぶが、初心者同士だとかなり難しい。お互いが、何回呼吸したら相手にセカンドステージを渡すかをしっかりと意思疎通しておくことなどがポイントになる。バディブリージングの練習をしたい場合には、インストラクターなどに安全を確保してもらって実施した方が賢明である。

●バルブ(ばるぶ)
レギュレーター(タンク)には、空気を出したり止めたりする栓がついていて、これをバルブといいます。一般的に、レギュレーター(タンク)の上部に付いている栓です。この、レギュレーター(タンク)の「ふた」の役割をするバルブには「K型」と「J型」の2種類があります。「K型」は、単に空気を出したり止めたりするタイプでして、現在、日本では通常「K型」が使われています。バルブヘッドには空気の出口である孔があり、ここにレギュレーターのファーストステージを取りつけます。空気孔のまわりの溝にOリングというパッキン(小さなゴムの輪っか)が付けてありますが、このOリングがないと、レギュレーターを付けても空気が漏れてしまうので、取り付ける際には確認が必要です。バルブは外からの力によって損傷を受けやすいところですので、ダイビング中にバルブが岩などにあたると、軸や開閉ディスクが損傷してしまいますので注意が必要です。器材をセットしてバルブを空ける際は、全開してから、半回転くらい戻します。バルブの動きに余裕を持たせることによって、軸や開閉ディスクの損傷を防ぐ為です。
ちなみに、「J型」は、シリンダー(タンク)内の圧力が一定まで低下(20気圧から40気圧くらい)するとバルブが閉じはじめ、呼吸抵抗が増えてきます。これにより、ダイバーは残圧が少ないことを知ることができるようになっていて、ダイバーは呼吸抵抗が増した時点でリザーブバルブのプルロッドを引くことで通常の空気の流れに手動で戻すのです。これは、残圧計が普及していなかった時代にダイバーがシリンダー(タンク)の残圧(残量)を知るための方法として利用されていましたが、現在は残圧計が普及しているので、ほとんど使われていません。また、この他にDINバルブというのがあり、主にヨーロッパで用いられています。DINバルブは、接続部がねじ込みタイプになっていて、ねじ山のついたファーストステージをバルブにねじ込んで接続します。また、Oリングはバルブ側ではなくて、レギュレーター側についています。

●パワーインフレーター(ぱわーいんふれーたー)
ボタン操作ひとつでシリンダー(タンク)内からBCDにエアーを供給する装置。単にインフレーターということもある。一般的に、BCDの左の肩口にホースでつながっていて、BCDと反対側の先端には、吸気ボタン(赤色が多い)と排気ボタン(灰色が多い)とダイバーの息の吹き込み口が付いている。(但し、メーカーによって色々な形や吸排気システムがあるので必ず確認)

●ハンドシグナル(はんどしぐなる)
主に、水中でお互いの意思を伝えるために使用する「手によるサイン」のこと。水中では言葉が話せないので、意思の疎通には手によるサインを使いますが、各指導団体で共通ではないものもあり、ダイビングを行う前に、メンバー全員でハンドシグナルの意味を確認しておく必要があります。

●反復潜水(はんぷくせんすい)
複数回潜る時の、2本目以降のダイビングをいう。前回のダイビングから12時間以内の残留窒素がある間に繰り返しする潜水。

●パージボタン(ぱーじぼたん)
レギュレーターのセカンドステージ(口に咥えるマウスピースが付いている部分)の正面(マウスピースの反対側)にあるボタン。押している間、エアが流出する。レギュレーターリカバリー(水中でセカンドステージが口から外れてしまったときに咥えなおす)の際に、セカンドステージ内に入ってしまった水をエアで押し出すときや、シグナルフロートを膨らませるときなどに使用する。


【ひ】


【ふ】
●ファーストステージ(ふぁーすとすてーじ)
レギュレーターのシリンダー(タンク)に装着する部分。シリンダー(タンク)から供給される高圧エアを減圧し、安定した中圧にします。ファーストステージは、エアをセカンドステージに送る制御の仕組みの違いによって、ピストン方式とダイアフラム方式に大別されます。ファーストステージには、HPとかLPと刻印されている場合が多いが、これは、ハイプレッシャーポート(HP)とロープレッシャーポート(LP)のことです。ロープレッシャーポート(LP)には、シリンダー(タンク)内の圧力が、ファーストステージを通して減圧された状態(中圧)で出てきます。このLPポートにセカンドステージやパワーインフレーターのホースやをつなげます。ハイプレッシャーポート(HP)には残圧計のホースをつなげます。
ファーストステージには、構造の違いによりバランスピストンタイプ、バランスダイヤフラムタイプ、スタンダード(アンバランスド)ピストンタイプなどがありますが、現在はバランスピストンタイプとバランスダイヤフラムタイプが主流となっています。

●ファンダイビング(ふぁんだいびんぐ)
ライセンス(Cカード)取得が目的の講習としてではなく、楽しみのためのダイビングのこと。ライセンス(Cカード)取得者が、レジャーとして行う一般的なダイビング。ショップに申し込んでプロのガイドの案内で潜るガイドダイブや、ライセンス(Cカード)取得者同士でのバディダイブなどがあります。FUNダイビングと表示されることもあります。「FUN」=「楽しみ」「喜び」という意味です。

●フリーフロー(ふりーふろー)
レギュレーターのセカンドステージからエアが出っぱなしになる状態。ダイビング中にセカンドステージが故障してフリーフローした場合の対処方法などは、ダイビング講習で学びます。

●ブルーホール(ぶるーほーる)
水底にある穴のこと。深い穴は水中で青く見えるのでこう呼ばれている。ブルーホールはもともと陸地にあった洞窟や鍾乳洞といった地形が、海面上昇などにより水中に水没し、水中に沈んだ洞窟の天井がまん丸く崩落してできたものといわれています。カリブ海のベリーズにある、カリブ海の宝石とも称されるグレートブルーホールなどが有名。

●フルフェイスマスク(ふるふぇいすますく)
顔を覆うようなお面のような形のマスク。顔全体を覆う事で顔の前部に空間ができ、レギュレーターも組み込まれているので口と鼻での同時呼吸ができる。セカンドステージを口で咥えていなくて良いので、アゴなどへの負担が少なくてストレスがないとか、エアが直接喉の奥に当たらないので喉が渇きづらいとか、視界が広いなどのメリットがある。柔らかい医療用のシリコンゴムを使っている。

●プレダイブセーフティチェック(ぷれだいぶせーふてぃちぇっく)
ダイビングの前にバディ同士で器材を確認すること。基本的にバディチェックで実施します。ライセンス講習で学びますが、PADIの講習では、BWRAF = Begin(BCDのチェック)、With(ウエイトのチェック)、Review(リリース類のチェック)、And(エアのチェック)、Friend(最終、ファイナルチェック)の順番で覚えることで、チェック漏れを防ぎます。

●フードベスト(ふーどべすと)
ダイビング中の寒さ対策として、ウェットスーツの下に着用するインナーベストで、頭にかぶるフードとベストが一体になっているもの。沖縄でも、冬は寒いので愛用者は多い。一般的に、沖縄での冬のダイビングでは、5mmのウェットスーツにフードベストという組み合わせで潜る人が多い。別途ロクハン(6.5mmのウェットスーツ)やドライスーツを購入するよりは、お金をかけずに防寒対策ができる。


【へ】
●ヘッドファースト(へっどふぁーすと)
海底に向かって頭から潜降する方法。

●ベンズ(べんず)
四肢の関節や筋肉痛などの筋肉関節型減圧症のことだが、減圧症の中でもっとも一般的な症状であることから、減圧症の俗称して使われる言葉である。


【ほ】
●ポイント(ぽいんと)
ダイビングをするための場所のこと。ダイビングポイントのこと。ポイントによって、ダイビングの内容は変わってくる。生物の多いポイントもあれば、ダイナミックな地形が楽しめるポイントや、沈船があるポイントなどもある。

●ホバリング(ほばりんぐ)
水中で中性浮力を取り、ある一定の深さで上昇も下降もせずにその場に留まって静かに浮いていること。つかまるものがない場所などでは、ホバリングにより安全停止を実施する。ダイビング講習で学びますが、上手になるためには練習が必要です。

●ポート(ぽーと)
レギュレーターのファーストステージに設けられているホースを接続するための口のこと。ゲージを接続するハイプレッシャーポート(HP)と、セカンドステージやパワーインフレーターのホースを接続するロープレッシャーポート(LP)がある。

●ボートコート(ぼーとこーと)
雨、風、寒さをしのぐために羽織る防水性の高いコートのこと。沖縄でも、冬のボートダイビングでは移動中に寒いので、ボートコートがあると快適です。




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