■PADIダイブマスターの年間更新料、休止、復帰について
プロであるダイブマスターになると、PADIメンバーとして登録され、年会費の支払い等が必要になります。
また、仕事で活動するためには、これ以外に保険への加入が必要になりますので、保険料も必要になります。
チアースにおいて、ダイブマスターになった場合には、保険以外の全て入っているコミコミ料金ですので、申請すればダイブマスターとしてPADIメンバーに登録となります。
ですので、あとは保険に加入しさえすれば、ダイブマスターとして仕事をすることが可能です。(仕事をしないのであれば保険に加入しなくても大丈夫です)
翌年分より、PADIから送られてくる書類に基づいて、更新料の支払いと保険の支払いを行うと、メンバーシップが更新されてPADIメンバーとして引き続きダイビングの仕事をすることが出来ます。
逆に言えば、更新料や保険料を支払っていない場合、PADIのダイブマスター特典を行使できませんし、ダイブマスターとして仕事をすることもできません。(チアースのダイブマスター特典はもちろん行使できますので安心してください!)
更新に関する手続きについては、毎年9月頃にPADIより送られてくる書類(翌年分の支払い、更新等について)に記されているので、それに従って手続きをしてください。
■PADIダイブマスター更新料
更新料は、毎年変更されるのですが、例えば2021年度更新料ですと、ダイブマスターで年間30,140円となります。(毎年だいたいこのくらいです)
その他に保険ですが、種類によっても違ってくるのですが、1万円から2万円くらいとなります。(PADIメンバー賠償責任保険)
つまり、合計で少なくとも4万円から5万円を毎年支払うことになります。
これを支払うことでアクティブ・ステータスとなり、PADIのダイブマスターとしての活動が出来ます。(つまりダイブマスターとして仕事が出来る)
詳しくはPADIのwebサイトのメンバーシップページへ
■PADIダイブマスター休止
さて、では、ダイブマスターの仕事をしないからということで更新しないとどうなるのでしょうか。
毎年9月頃に送られてくる書類に基づいて翌年分の手続きをしなかった場合(更新料や保険料を支払わない場合)、翌年からインアクティブ・ステータスとなり、PADIダイブマスターとしての特典を受けることが出来なくなります。
つまり、PADIから教材等の購入などが出来ませんし、PADIダイブマスターとして仕事をすることも出来なくなります。
いわゆる休止状態になります。
(ただし、ダイブマスターとしての本来の活動が出来なくなるということであって、ダイブマスターとしてのランクは維持されます)
■PADIダイブマスター復帰
前年に更新しておらず、インアクティブ・ステータスとなっているダイブマスターが、アクティブ・ステータスに復帰したいときにはどうしたらよいのでしょうか。
未更新期間によって、復帰の方法が異なってきます。
まずは、メンバー復帰申込書と貯金口座振替依頼書の提出、そして更新料の支払いを行います。
これにより、PADIメンバーに復帰できます。
さらにその上で、下記の復帰条件を満たして、保険料を支払うことで、アクティブ・ステータスに復帰出来ます。
★ダイブマスターの復帰条件
【ノンメンバー期間1年から7年未満】
・会場型メンバー・フォーラムまたはプロサイトよりオンライン・メンバー・フォーラムに参加する
【ノンメンバー期間7年以上】
・病歴診断書の提出
・DMエグザム実施、限定水域/スキル評価実施、レスキュー評価
・有効期限内のCPRおよびファーストエイドを有していること
簡単に言ってしまえば、更新しなかった期間が1年から7年未満なら、復帰書類を提出して、年会費を支払って、フォーラム(PADIメンバーの勉強会)に参加すれば復帰できるということ。(年の途中からも可能)
そして、更新しなかった期間が7年以上なら、再度筆記テスト(DMエグザム)や実技評価を受けてくださいということ。
詳しくはPADIのwebサイトのメンバーシップページのメンバー復帰に関する記載をご覧ください。
■ダイブマスターになる目的
ダイブマスターになる目的は、人それぞれ違います。
将来的にインストラクターを目指してダイブマスターになる人、海洋研究などの機関で働くための条件を満たすためにダイブマスターになる人、趣味の延長でダイビングのスキルアップのためにダイブマスターになる人。
このように、ダイブマスターになるといっても、それぞれ目的が違うものです。
プロのダイバーとしてダイビングを仕事にしないのであれば、ダイブマスターになる必要はないかもしれませんが、一方で、アマチュアとプロではスキルレベルが全く違いますから、ダイビングを安全に楽しむための自分のスキルアップのためにダイブマスターを取得したいと考えている人も多いです。
そうした場合、ネックになるのが、年会費や保険料など、毎年お金がかかるという点。
しかし、ダイブマスターとなって、翌年から更新しなかったとしても、復帰は比較的簡単ですし、更新せずにダイビングを楽しんでいるダイバーも多いです。
ダイブマスターを取得しても、当面は働いたりしないし、PADI特典もいらないから更新しないという場合には、年間の出費はありません。
ですので、こうした点を踏まえて、ご自身に合った形で判断してみてください。
繰り返しとなりますが、更新しないことでPADI特典が行使できなくなっても、チアースのダイブマスター特典は行使できますので安心してください(^^)
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