チアースの講習がどのような感じで行われているのか、実際のオープンウォーター講習に密着して写真を撮ってみました。
ポイントや海況など、状況によって講習の進め方は異なりますが、実際の講習がどのように行われているのかイメージしやすいようにまとめています。
この日は、シーズン中にもかかわらず、講習生がお一人でしたので、マンツーマンでした。
インストラクターは、スタッフのケイタが担当しています。
ポイントは、北谷町の砂辺というポイントになります。
この色は、解説者の声です
この色は、インストラクターの声&心の声です
さて、それでは早速みていきましょう!
「マスク、きつくないですか?」
「ここの、マウスピースを咥えます」
「あ〜、い〜、う〜の口で咥えます」
「ちょっとマスクがズレてますね」
「鼻がしっかりと中に入るように」
「見え方どうですか〜?」
「今日は、海況いいですね」
「潮が引いているので少しリーフブレイクの波があります」
「あの辺が水深5mくらいで〜」
「だいたい、あの辺りで講習します」
「今日は暑いので、シュノーケリングからやりましょう」
「ウエットスーツ着てください」
「僕も準備が出来ましたよ〜」
「さあ、いきましょう〜♪」
「階段、滑りやすいので気をつけてください」
「ここで、フィンを履きますね」
「まずは、うきわ代わりのBCDにつかまって行きましょう」
「大丈夫ですか〜?」
「シュノーケリングは、少し前を見るポジションがベストです」
「お疲れさまでした〜」
「疲れましたか〜?」
「少し休みましょうね」
「水分補給しましょうね〜」
すでにお疲れの様子ですね・・・
講習中はしっかりと水分補給して下さいね
「これから、器材の説明をしていきますね〜」
砂辺は、外人さんが多いです。
この日も、外人さんご夫婦でダイビングに来ていたり、ジョギングや散歩をしている人が沢山いました。
「それでは、マスクをつけてください」
「潜っていくと、水圧で耳が痛くなってきます」
「水圧によって起こる圧迫や締め付けを、スクイズって言います」
「そんなときは、耳抜きをして下さい」
「マスクの上から鼻をつまんで、ふぅーって」
「そうすると鼓膜が、ぷくっとして痛みが無くなります」
「他にも、つばを飲み込むとか、アゴをずらす方法があります」
「次に、マスクの中に水が入ったときなんですが・・・」
「マスクの上部を押さえながら、鼻から息をふぅーって・・・」
「泳ぐときの姿勢は、足をしっかりと伸ばして・・・」
「浮いたり沈んだりしない中性浮力を保って・・・」
「ハンドシグナルで、親指を下に向けたら潜行の合図です」
「親指を上に向けたら浮上の合図です」
Good Job の意味ではありません笑
「BCDを装着してみましょう」
BCDは、リリース類や調整部分などが幾つかあります。
しっかりとした装着は、身体の負担を軽減します。
いきなりタンクを背負って、BCD装着して、「さあ海へいきましょう。後は順次説明していきます。急いで〜」ですと、効率的かもしれませんが負担も多くなります。
チアースでは、しっかりと丁寧な説明と、生徒さんの疑問などを解消することを心がけております。
「こうやって調整して身体にフィットさせます」
「では次に、レギュレーターの説明をしていきます」
「説明の為に、首からかけますね」
「左から出ているのが残圧計です」
「水中では、残圧をこうやって手で相手に教えます」
「BCDをシリンダー(タンク)に取りつけましょう」
「上から、輪っかを通して・・・」
「ここと、ここの、高さが合うようにして・・・」
「バルブとBCDは、この向きになるように・・・」
「ここに、Oリングが付いていることを確認します」
「バルブはまだ開けないでくださいね」
事前にバルブを開けて、シリンダー内の空気に異臭とかがないことは確認しています。
「メインのレギュレーターが右側、中圧ホースが左側に・・・」
「ネジをゆるめて、防水用のキャップを外し・・・」
「バルブのこの部分と」
「ファーストステージのこの部分が合うように・・・」
「こんな感じで取り付けて」
「親指、人差し指、中指で、」
「締めすぎないように固定します」
「締めすぎると、外すときが大変です」
「バルブを開けて、圧がかかると、しっかりと固定されます」
「中圧ホースは、左肩のこの部分を通して・・・」
「パワーインフレーターに接続します」
「こんな感じです」
「バルブを開ける前には、ゲージを下に向けましょう」
「圧がかかったときに、ゲージの破損などでケガをしない為です」
「ゆっくりとバルブを開けてみましょう」
「この部分に強い衝撃とかが加わったりすると」
「バルブが戻らなくなってしまうこともあります」
「ですから、バルブを全開にしたら、半回転だけ戻してください」
「少し、遊びの部分を作って余裕を持たせるためです」
「いい感じですね。しっかりと出来ています」
「レギュレーターリカバリーの説明をしますね」
「ダイビング中にレギュレーターが口から外れてしまったとき、」
「レギュレーターを探すために右腕を真っすぐに伸ばして・・・」
「右肩をしっかりと落とします」
「こうすることでレギュレーターを拾いやすくなります」
「まず、右手で右ひざあたりを触りながら・・・」
「足に沿ってお尻まで手で触れながら・・・」
「大きく右手を後ろから回して・・・」
「腕にホースを引っかけます」
「その状態から右手を前方に持ってきて・・・」
「水中だと、マスクで手前が見えにくいので、」
「左手でレギュレーターを探します」
「左右の手を合わせてから、左手を右肩に滑らせるようにして・・・」
「この間は、ずっと息を吐き続けます」
「ダイビング中は息を止めてはいけないからです」
「レギュレーターが外れたら、口からぷくぷくと・・・」
「パワーインフレーターの使い方ですが・・・」
「BCDのエアを抜くときは、しっかりと上にあげて・・・」
このような感じで、器材のセッティング、使い方、スキルの方法などをしっかりと説明し、学んでいただきます。
流れ作業の講習ですと、とりあえずやって、すぐに海に入って、次々に指示されたことをこなしていくという流れになりますが、これだと「なんか良く分からないうちに終わっちゃって、不安でいっぱい」という結果になりやすいです。
チアースでは、そうした効率重視の流れ作業の講習ではなく、ひとつひとつを丁寧に説明してから海に入ります。そうすることで、海に入ってから「頭が真っ白で・・・」とパニックにならずに講習を進めていくことができ、スキルの習得にもつながるからです。
さて、次からは海の中での様子を見ていきましょう。習ったことを海の中で実践です。
つづきの海編は、こちら →
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はい。基本的に雨の日でも講習は行います。
どのみち、濡れてしまいますので雨でも大丈夫ですし、水中に入ってしまうと晴れでも雨でも関係がなくなります。
ただし、風が強いとか海況が悪い場合には講習が中止となることがございます。
多少の風雨は、ポイントの変更で安全に講習出来ますが、台風の接近などの場合には中止となります。
中止の場合には、前日のご連絡の際にお話をさせていただきます。
天候ばかりはどうにもなりませんので、残念なのですが何卒ご了承ください。
講習の場合、基本的に講習生の安全確保が最優先となります。
そのため、インストラクターは、講習に専念しなくてはなりませんので、それ以外のことに注意力を奪われることがあってはなりません。
ですので、自己管理のできるダイバーでしたら同行が可能な場合があります。
初級、中級ランクのダイバーが同行したい場合には、インストラクターの他にアシスタントをつけるなどで安全管理をしながら対応することも可能ですので、詳しくはお問い合わせください。
〒901-2223
沖縄県宜野湾市大山6-2-11
TEL.050-7114-0157
E-mail
diving@cheers.blue
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